ゼロ・グラビティ

映像美が話題のゼロ・グラビティを見た。
これは、噂通り、映画館に行き3Dでみるべき!

映画というよりはTDLとかのアトラクションに長い時間乗っているような感覚で時を忘れるような映画であった。
時間としては、95分という短めの映画なのだが、短い中でも伝わってくるものが多かった。
映像美が美しいのは誰もが思うと思うので、自分の思ったことをまたまた簡潔にまとめる。

①目の前のことを頑張ることが一番後悔がない
②決断さえすれば、”今すぐに”自分も人生も変えらる

の2点に尽きる。

ストーリーは宇宙、作業中の二人が事故?により無重力空間に放り出されて、どう生き残るかを描いた壮大なものである。
結局はサンドラ・ブロッグが演じるライアン博士が一人取り残され、自分の人生を再スタートさせる。

目の前のことを頑張ることが一番後悔がない

亡くなったはずのバディがライアンに

「何もないここ(宇宙)で生きるのか、それとも地球で生きるのか」

と話しかけるシーンがあるのだが、そこでライアンは決断をする。
地球に帰って、目の前のことを頑張ろうと。ライアンには最愛の娘を若いうちに失うという壮絶な過去と闘っていた。自分には身近な人の「死」ということはまだ経験をしたことがないが、今まで生きていた人が急にいなくなるということは人生においてもっとも辛い事の一つであることは想像がつく。
ライアンのように(おそらく)自分のやるべきことから逃げ出してしまうことも考えられる。
しかし、生を授かった以上、生きて目の前のことに必死に取り組むことで、次に幸せなことが待っているのではないか。
こういうとよくある言葉で陳腐に聞こえるが、

行動しなければ、新たな楽しみは生まれない

これは間違いないことであると思う。

決断さえすれば、”今すぐに”自分も人生も変えらる

ライアンは結果的に、地球に帰還することができるのだが
これは途中で自分は生きて帰ると決断したからである。


諦めそうになったが、途中でこの決断を強くできてからのライアンの行動は180度変わった。
酸素が無くなるなど絶望的な状況も知恵を振り絞って乗り切った。
決断するのは簡単なことではない。しかし、やるかやらないかのどちらかを選ぶ簡単な作業である。
この決断さえできれば、自分の行動も180度変わる。きっかけは何にせよ、この決断力が人生の鍵になることは間違いない。決断は偶然であれ、必然であれ必要要素である。スピードが必要か不必要かは今の自分にはわからない。

行きつけのバーの店主の話

映画の話ではないが、
自分の行きつけのバーとナイジェリア人店主の今の奥さんとのエピソードが少しおもしろいので紹介する。

彼は日本人の奥さんと結婚して今では3人の子供に囲まれて幸せな生活を送っているのだが、奥さんとは道であったという。つまり、ナンパである。

彼は兄の仕事の影響で日本に来たのだが、
仕事を探しているなか、ある店に「外国人だから」という一つの理由で働くのを断られたらしい。(日本はほんとにマンションとかも外人はお断りっての多いからこういいうどうにかしてほしい…)
そこで彼は相当落ち込んだらしい。いつも陽気な彼だから相当の落ち込みだったことは間違いない。
そこで彼が取った行動がナンパ!!

今日はこのままじゃ帰らないぞと、決意して良いと思った人に話しかけたそうだ。

そんな彼がくれた言葉

”Every disappointment is a blessing”

和訳すると、上手くいかないことも全て神の恵み(成功の糧)といったとこだろうか。

この言葉にもあるように、動かなきゃ現状は変わらない。
ベッドで寝てるだけじゃ何も変わらないよね。
ゼログラビティのように、絶望的な状況でも動くこと、決断することで選択肢は増えるはず。

最近大学で卒論書いてて、やればやるほど新たな発見と課題が出て来るので身を持って感じます。
卒論に関しては課題はもう出てきて欲しくないのだが。。

映画「ゼロ・グラビティ」公式ホームページ

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