まず、なんと言っても自分が考えていることに関して自信が持てない。
この理由としては、調子がよく色々な考えが浮かぶ時に、躁状態にあるんじゃないかという不安が一番の原因だと思う。
少し調子がよくなると色んなアイディアが思い浮かんで来る。
これもできるじゃないか、自分にはこれも向いているんじゃないかと、、
挙げ句の果てには自分ならなんでもできてしまうのではないか。
ということまで思いはじめてしまう。
人間どこかしら、「自分は他者よりは優れているのではないか」と思う心理があるそうだが、その域を越えて、自分は「何か使命を持って生まれてきたのではないか」とまで思ってしまうことがある。
単極性うつ病の人が「こんなに頑張れずに、周りの人に迷惑をかけるのであれば、むしろ死んだ方がましだ」という形の希死念慮となり、
ガソリンの調整装置の故障・・・双極性障害その7 : 違った視点で眺めてみよう!
双極性障害の方は、「こんな、何もできない自分だったら、生きている意味なんてない」という形の希死念慮になるのです。
上記は単極性うつ患者と双極性障害患者の希死念慮の比較についてであるが、
この方の仰る通りだと思っていて、僕らは何かしら生きる意味を求めてしまう。
実際、鬱で苦しんでいる時も
「何かできないか、、」
「自分は何かできるんじゃないか、、」
といったことばかり考えている。
言い方を変えてしまえば、僕らは生きるために他の人よりも大きなエネルギーを持って生まれてきたのではないか。
だからこそ、理想と現実、あるいは躁期と鬱期のギャップに苦しみ続けるのではないか。
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