永遠のゼロ


永遠のゼロを観た。本当に良いタイミングでこの映画に出会えたと思う。
少々ネタバレを含むので観てない人には勘弁を。

何がよかったのかって、この2点に尽きる。
・自分の生きる意味を悟ったこと
・人との関わりについての軸がはっきりしたこと

自分の生きる意味を悟った

自分の生きる意味は誰かを愛し、守り、社会と国に貢献することだと気付かされた。
映画の中では、岡田准一演じる宮部久蔵が「臆病者」と言われながらも凄腕の戦闘機搭乗員として活躍する。
彼がひたすら口にする言葉は「生きて帰りたい。」
この言葉は太平洋戦争中の時代に戦争に出る人の間の感覚では到底考えれられないそう。

よく歴史の授業でも学んだが自分の命はお国のためにあると9割9分の日本人は思っていたであろう。
しかし、本来、自分の命というものは、誰かを愛したり、守ったりするために使われるものだと思う。だからこそ当時の一般的な考え方は間違っていたと思うし、その日本人の過ちは後世に生かされるべきである。
また、宮部のように未来の日本のことを考えたり、教え子のことも考えたい。
”国は自分で創る”この意識は今の日本人に足りないであろう心情の一つでもある。
自分の大学のゼミの先生が言うように人類は共同作業である。自分も誰かを愛したり守ったりすることに加えて必ずや社会と国に貢献したい。

人との関わりについての軸がはっきりした

「守りたい、傍にいたい」そう思う人と一緒にいようと思った。
なぜかと言うと自分の命は限られているし、一人で国などという大きなものを守れるなんて到底思わないからだ。
だからこそ自分は自分が守れたり世話を出来る人を広げすぎずやっていきたいと思う。
言い換えればある一定数の人(大多数)の人には嫌われてもいいとも言える。
人間一人のやれることなんてたかが知れてるんだから、無理に皆に好かれようとする必要はない。
宮部も「妻と子供を守りたい。」この気持ちが唯一の強い願いだったと言っても過言ではないと思う。実際に多くの人には臆病者、恥さらしと思われていた。

そして、信じると決めたら徹底的に信じることも大事で限られた人生の中で一度決めたことはすぐにやり、そして持続させるべきだと思う。どの登場人物も勇ましく見えたのは信じる気持ちが強く見えたからかもれない。

総じて、今、目の前にあることをひたむきに頑張ろうと思った。
偶然なことも必然なこともあるけども。後から振り返ればよかったと思えるだろう。
これから出会う大切な人のためにしっかりしなきゃ。今近くにいる人に感謝と共に。

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